暴君CEOの溺愛は新米秘書の手に余る~花嫁候補のようですが、謹んでお断りします~
私が恋を?
まさか、そんな・・・
今までに付き合ったのは、学生時代の二人だけ。
高校の時同じスイミングクラブにいた同級生と、大学時代の先輩。
高校時代の彼とはクラブ活動の延長のようで、一緒に遊び回るだけの仲のいい友達だった。
大学が違って自然消滅したときも悲しいとさえ感じなかったから、付き合っていたって程の関係ではなかったのかもしれない。
もう一人の彼は、大学の二年先輩。
優しくて大人な彼とは2年付き合ったけれど、社会人になった彼と学生の私では時間が合わなくなり、最後には新しい彼女って人が現れて別れるしかなくなった。
当時まだ子供だった私は、失恋の痛手から誰も何も信じられなくなり沖縄に逃げ出したのだ。
それなのに、今更恋なんて・・・
「ありえない」
ため息とともに言葉がこぼれた。
その夜、眠ろうと目を閉じても浮かんでくるのは創介副社長の顔。
頭の中は美愛の言葉が離れなくて、まったく眠れなかった。
まさか、そんな・・・
今までに付き合ったのは、学生時代の二人だけ。
高校の時同じスイミングクラブにいた同級生と、大学時代の先輩。
高校時代の彼とはクラブ活動の延長のようで、一緒に遊び回るだけの仲のいい友達だった。
大学が違って自然消滅したときも悲しいとさえ感じなかったから、付き合っていたって程の関係ではなかったのかもしれない。
もう一人の彼は、大学の二年先輩。
優しくて大人な彼とは2年付き合ったけれど、社会人になった彼と学生の私では時間が合わなくなり、最後には新しい彼女って人が現れて別れるしかなくなった。
当時まだ子供だった私は、失恋の痛手から誰も何も信じられなくなり沖縄に逃げ出したのだ。
それなのに、今更恋なんて・・・
「ありえない」
ため息とともに言葉がこぼれた。
その夜、眠ろうと目を閉じても浮かんでくるのは創介副社長の顔。
頭の中は美愛の言葉が離れなくて、まったく眠れなかった。