君にありがとう【詩】
⒋絶望の日
次の日、あたしは化粧をして学校に行った。
咲は、今日は用事があって先に学校に行った。
咲にこの化粧がいいのか評価してほしかった。
けど、自分的にはいい出来だと思う。
だって、さっきからいろんな人が、あたしのことを見ている。
これは、いいんじゃないの?
そう思っていたら、いつの間にか真人先輩がいる2年の教室に着いた。
い、いよいよ!
きれいになったあたしを見てもらうんだ!
「し、失礼します!真人先輩はいますか?」
勇気を出して放った言葉。