君にありがとう【詩】
「真人?あいつなら今いないなよ?」
「そ、そうですか……」
せっかく勇気を出したのに、返ってきた言葉は悲しいもの……。
うぅ、仕方ない。
日を改めよう!
「多分、屋上にいると思うよ。あいつ、いつもそこにいるから」
その言葉に、あたしは1つの希望が持てた。
「あ、ありがとうございます!」
急いでその人にお礼を言うと、早々に屋上に向かった。
真人先輩、屋上にいるかな?
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