砂嵐のいたずら
そんな私にチャールズは苦笑しながら、
『飲み物はワインでいい?』
またもや自分のペースに持っていこうとしている。
そうはいくものか!!!
私は首を振ると、
「明日からこっちでしばらくガイドの仕事が入っているの、だからソフトドリンクにしてもらえるかしら?」
チャールズはクスッと笑って、私の隣に腰を下ろすと、
『そんなに俺が何をしているのか…知りたい?』
紺碧の瞳は私を捕らえて離そうとはしない。