砂嵐のいたずら
チャールズの熱い視線は私の心をとろけさせる。
どうやら、私はチャールズから逃れることはできなくなってしまったようだ。
ううん、そんなつもりもないけれど…
「どうやら私、あなたの術中にはまってしまったようね…」
私の言葉にチャールズは首を振ると、
『俺達は砂嵐のいたずらにはまったのさ…』
チャールズの顔がゆっくりと近づいてくると、私は目を閉じた。
甘くとろけるようなキスに私は酔いしれた。
『マナには俺がいる…もうひとりじゃない、これからはふたりだから…』
そうだね…
これからは、ひとりじゃない…
チャールズ…
あなたと…
ふたりで…