砂嵐のいたずら
☆第7章☆ おまけ~またもや秘密~
「ねぇチャールズ、ロンドン観光しなくていいの?」
『するかっての!俺、何年ロンドンにいると思ってるんだよ!』
イブの夜からもう3日も経つというのに、チャールズは私をベッドから出してはくれない…。
「一応仕事なんだから…報告書だって書かないといけないし…って、チャールズ、あなた仕事は?」
『あぁ、年内休暇とってるから心配ないさ…』
そう言うと、私をベッドに横たえ、首筋にキスを落としていく…
「あぁっ…でも、いくらチャールズがエリート捜査官だったとしても、警察だから公務員なわけでしょ?なのに、どうしてこんな高級住宅街に住めるのか不思議なのよね?」
私の呟きにチャールズは顔をこわばらせた。