砂嵐のいたずら




『もう食べないのか?なら私がもらうぞ…』




チャールズは私のスフレに手を伸ばしてきた。




パシッ!




『ってー!何も叩かなくたって…』




手を押さえるチャールズに、




「私が食べますから、ご心配なく…」




そう言うと、何事もなかったように口に運んだ。




「ん~、美味しい!」



そんな私を見てチャールズはクスッと笑うと、




『マナは何を食べても美味しそうな顔する…そういうところも私は好きだ。』




幸せそうな顔をして私を見つめるチャールズにドキドキしながら思った。




チャールズ、




もっとあなたのことが知りたい…



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