砂嵐のいたずら
チャールズの腕の中で、快楽の波が押し寄せてくると、私は自分でも出したことがないような声を上げていた。
チャールズは、そんな私をしっかりと抱き止め、更に私を愛した。
誰かに愛されるって、こんなに幸せだったの?
私…
今ようやくわかった…
「……チャールズ…愛してる…」
そんな私にチャールズは優しい笑みを浮かべて、
『……やっと素直になれたね、マナ……俺も、マナのこと…愛してる…』
私は体を開いてチャールズを受け入れた。
言い知れぬ感覚に身を任せ、いつの間にか涙が溢れて止まらなかった。
溢れる涙をチャールズは唇で拭うと、また私を愛した。
チャールズ…
今夜だけの私の恋人…
今夜だけ…
今夜だけだから、
もっと
もっと私を
愛して…