別冊・ダブルブルー
「…青さん、コーヒーが冷めちゃう…お菓子も用意したのに…」


尻つぼみに声が小さくなるのは、青さんの指が服の隙間から肌を優しく刺激するから。


「糖分補給は、蒼ちゃんでするからいい」


青さんの囁きが、甘い。


ポスターの中なんかじゃなくて、さ?


ちゃんとオレを感じてよ、ね?


絡まる指先と、鼻先に触れる甘い息。


ダブルブルーで溢れるベッドルームは、今日もあたたかい。





ブルー×ブルー/1.










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