別冊・ダブルブルー
ブルー×ブルー/3
…あぁ。やっぱりか。
そんな気はしていたのだ。
日頃の不摂生は、確実にカラダの至るところに痕跡を残している。
ちいさく、ため息をついたら、
「蒼ちゃん、どした?ため息なんて。なんか、あった?」
バスルームへ続くドアを、がちゃりと音を立てて開けた青さんと目があった。
「「……、」」
ふとした沈黙までお揃いなんて。
ふふふ。
先に笑ったのは私で。
ふふふ。
数秒のちに笑ったのは、青さんで。
確かにここには、優しい空気が流れている。
・
そんな気はしていたのだ。
日頃の不摂生は、確実にカラダの至るところに痕跡を残している。
ちいさく、ため息をついたら、
「蒼ちゃん、どした?ため息なんて。なんか、あった?」
バスルームへ続くドアを、がちゃりと音を立てて開けた青さんと目があった。
「「……、」」
ふとした沈黙までお揃いなんて。
ふふふ。
先に笑ったのは私で。
ふふふ。
数秒のちに笑ったのは、青さんで。
確かにここには、優しい空気が流れている。
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