別冊・ダブルブルー
ブルー×ブルー/7
朝からずっと続く、冷たい雨のせい、なのか。
朝食の目玉焼きが、うまく焼けなかったせい、なのか。
はたまた、会話がスムーズじゃなかったせい、なのか。
一緒に生活をしていれば、こんなことは日常茶飯事のはずなのに。
いちいち、そのどれもに引っ掛かって、挙げ句の果てにすべてを青さんのせいにしてしまった。
そんな自分自身にまた、落ち込んで。
さっきから、自問自答を繰り返している。
固く、閉ざされたドアが嫌でも目の端に映りこんできて、私のココロに罪悪感を植え付ける。
ちいさくついたため息は、独りきりでがらんとしたリビングに、澱のように積み重なってゆく。
・
朝食の目玉焼きが、うまく焼けなかったせい、なのか。
はたまた、会話がスムーズじゃなかったせい、なのか。
一緒に生活をしていれば、こんなことは日常茶飯事のはずなのに。
いちいち、そのどれもに引っ掛かって、挙げ句の果てにすべてを青さんのせいにしてしまった。
そんな自分自身にまた、落ち込んで。
さっきから、自問自答を繰り返している。
固く、閉ざされたドアが嫌でも目の端に映りこんできて、私のココロに罪悪感を植え付ける。
ちいさくついたため息は、独りきりでがらんとしたリビングに、澱のように積み重なってゆく。
・