鬼上司は秘密の許嫁?!溺愛されるなんて聞いてません
微妙な可愛いさから人気のキャラで、私ももちろん好き。
これはちょっとだけ見せて貰っちゃお♪
仕事中とはいえ(少しだけ)と勝手に免罪符を発行して店舗前通路に向かってイソイソと向かう。
「えへへ~、生るー助だ!わ~い♪わ~い…!!?」
呑気に顔を出した私は、そこで思わずギョッとして足を止め同時に時を止めた。
なぜなら直ぐ目の前に男の人が現れたから。
相手の胸元から視線を上げゆっくりと相手の顔を見た私は、次の瞬間大きな衝撃を受け硬直した。
そこに居たのは、軽く百八十はあるだろう長身の堂々とした体躯と雰囲気を纏った若い男の人だった。
日本人にしては少し彫りが深い顔立ちは、少し異国の血が流れている様にも見えた。
その恐ろしい程に整った顔は静かな中に華やかさを備えていて、どこか作り物めいたものがある。
その綺麗な顔と薄い色素の髪が光を受け輝いて見えるせいで余計に現実感がない。
こんなイケメン見たことない。
イケメンというか、美形だ。
世の中には本当に全てが整ってる人が居るんだなぁ…。
背もめちゃくちゃ高いし、それに足もめちゃくちゃ長いしモデルみたい―。
そこでハッと我に返った。
って、いやいや、モデルみたい―じゃないよ!この人はお客さんだよ、お客さんーっ!!
自分の本来の役目を思い出した私は慌てて後ろへ下がった。
これはちょっとだけ見せて貰っちゃお♪
仕事中とはいえ(少しだけ)と勝手に免罪符を発行して店舗前通路に向かってイソイソと向かう。
「えへへ~、生るー助だ!わ~い♪わ~い…!!?」
呑気に顔を出した私は、そこで思わずギョッとして足を止め同時に時を止めた。
なぜなら直ぐ目の前に男の人が現れたから。
相手の胸元から視線を上げゆっくりと相手の顔を見た私は、次の瞬間大きな衝撃を受け硬直した。
そこに居たのは、軽く百八十はあるだろう長身の堂々とした体躯と雰囲気を纏った若い男の人だった。
日本人にしては少し彫りが深い顔立ちは、少し異国の血が流れている様にも見えた。
その恐ろしい程に整った顔は静かな中に華やかさを備えていて、どこか作り物めいたものがある。
その綺麗な顔と薄い色素の髪が光を受け輝いて見えるせいで余計に現実感がない。
こんなイケメン見たことない。
イケメンというか、美形だ。
世の中には本当に全てが整ってる人が居るんだなぁ…。
背もめちゃくちゃ高いし、それに足もめちゃくちゃ長いしモデルみたい―。
そこでハッと我に返った。
って、いやいや、モデルみたい―じゃないよ!この人はお客さんだよ、お客さんーっ!!
自分の本来の役目を思い出した私は慌てて後ろへ下がった。