【完結】笑顔のステキなメガネ屋さんに恋をしたら、メガネが好きになりました。


「はい、出来ました」
 
「ありがとうございます」

 にしても、店内はひどい状況になっている。さっきまでの状態がまるでウソみたいだ。

「土岐村様、他に痛い所はありますか?」

「いえ、大丈夫です」

 その数分後、パトカーと警察官が到着し、状況確認が行われることになった。

「ケガをされている皆様は、念の為病院へ行ってください。 大丈夫な方は、こちらでお話を聞かせてください」

 警察官の指示の元、ケガをしている人は全員病院へと搬送されることになった。 
 あずさや宮栄さんなど、ケガのない方は警察から事情を聞かれることになった。

「大丈夫?和音?」

「うん、大丈夫だよ。行ってくるね」

「うん、終わったら私も病院向かうから」

「ありがとう。……じゃあ」

 あずさにここを任せ、私は救急車に乗り込み、病院へと搬送された。




✱ ✱ ✱


「和音!」

「あ、あずさ!」

 病院で改めて手当や検査を受け異常がないと確認されたため、私はあずさが来るのを待合室で待っていた。

「ごめん、お待たせ!」

「ううん、来てくれてありがとう」

 あずさは飲み物を買ってきてくれたのか、私に「はい、これ」と渡してくれる。
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