【完結】笑顔のステキなメガネ屋さんに恋をしたら、メガネが好きになりました。


 え、めっちゃ褒めてくれる……? なんか、やっぱり恥ずかしい……!

「宮栄さんがそんなにオススメしてくれるなら……紫、とかにしてみようかな」

「ぜひ、いいと思いますよ。 また雰囲気変わりますしね」

 た、確かに……。紫とか、今まで考えたことなかった。

「……あの、他にこれ似た形とかありますか?」

「ありますよ。少々お待ちくださいね」

「ありがとうございます」 
 
 宮栄さんが他にも持ってきてくれたフレームは、ウルテムと呼ばれる柔らかいフレームやデザイン製の高い金属フレームなど、様々なものを持ってきてくれた。

「うわ、なにこれ。軽いですね」

「そちらは今とても人気のあるウルテムと呼ばれる素材になります。柔らかいので、歪みにくいのも特徴ですよ」

「へえ……。壊れにくいんだ」

 そういう柔らかいフレームもあるんだ……。確かにあんまり掛けてる感じがしない。
 耳痛くならなそうだし、これはいいかも。

「女性の方には特に人気の高いフレームですよ」

「へえ……」

 これは今まで掛けたことないし、これにしようかな? 色味も可愛いし、軽くて使いやすそうだもんね。

「……じゃあこれにしようかな、私」

「ありがとうございます」
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