私に3次元恋愛は向いていない
堪らずソファから立ち上がり、くるくると回り出す。
「ダメじゃないですっ!!澄也!!」
澄也と言うのは今人気急上昇のアニメ、「恋なんて。」のアニメキャラクターである。
顔立ちも良くて、声優さんの声も良い。つまり私の推しなのだ。
私、神崎美琥は、世間で言う「2次元ヲタク」なんだと自覚し始めている。

ゆっくりとソファに腰掛けて、テーブルに置いてあったスマホを手に取る。
検索サイトで「芳川澄也 イラスト」と検索すると、沢山の芳川澄也の絵がヒットされる。
「これもこれも神絵…」
ちなみに私の画力はまぁまぁな物だ。決して上手くはない。
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