『春・夏・秋・冬』
誕生日の当日。
仕事が終わって、みんなで、ご飯に出かけた。
秋からは、手作りのメッセージカードと秋とお揃いの世界に2つしかない、くらげ人形をもらった。
夏からは、前から欲しかったグレーのワンピースをもらった。
冬からは、ずっと欲しいっていってた、お守りのグリーンの石。
「春、おめでとう。」
全員の声がかさなり、感激のあまり、涙ぐむ私。
「みんな、ありがとう。」
ねぇ、やっぱり、伝えたいよ。
こんなにそばにいるのに。
「うっ、ぎもちわりぃ〜。」
「春、大丈夫?」
「うっ、ダメー!!」
私は肝心な時にいつもこうなの。
「飲み過ぎた。秋、もうダメェ〜。」
「主役のおまえがこんなじゃあ、仕方ないなぁ。
おぶって帰るか。
ほれ。」
夏の首に手をまわし、おんぶする春。
「おもっ、おもてー。」
その後ろを歩く、秋と冬。
いつも私が調子が悪くなると、おぶってくれる夏。
それを笑いながら、はしゃぐ、冬。
そして、優しい眼差しでみつめる秋。
やっぱり、壊したくないよね。
仕事が終わって、みんなで、ご飯に出かけた。
秋からは、手作りのメッセージカードと秋とお揃いの世界に2つしかない、くらげ人形をもらった。
夏からは、前から欲しかったグレーのワンピースをもらった。
冬からは、ずっと欲しいっていってた、お守りのグリーンの石。
「春、おめでとう。」
全員の声がかさなり、感激のあまり、涙ぐむ私。
「みんな、ありがとう。」
ねぇ、やっぱり、伝えたいよ。
こんなにそばにいるのに。
「うっ、ぎもちわりぃ〜。」
「春、大丈夫?」
「うっ、ダメー!!」
私は肝心な時にいつもこうなの。
「飲み過ぎた。秋、もうダメェ〜。」
「主役のおまえがこんなじゃあ、仕方ないなぁ。
おぶって帰るか。
ほれ。」
夏の首に手をまわし、おんぶする春。
「おもっ、おもてー。」
その後ろを歩く、秋と冬。
いつも私が調子が悪くなると、おぶってくれる夏。
それを笑いながら、はしゃぐ、冬。
そして、優しい眼差しでみつめる秋。
やっぱり、壊したくないよね。