2番目に好きな君へ

あたらしいすきなひと

またひとつ。
運命の瞬間が来た。
学年が1つ上がり
相変わらず4階の教室のままだったけど、
クラス替えはしっかりあった。
私の学校はこのクラス替えで3年の終わりまでこのクラスのままになる
だから皆ソワソワしていた。
「ガチコレに命かけてる」
「人生かけてるホントに」
「ねえ一緒じゃないと無理」
そんなことを周りのみんなが私になげかけてくる
私に命をさずけないでくれ
とツッコミを入れながら、恐る恐る
壁に貼られた紙を見つめる。

最初は、シュウの名前を探した。
シュウは、1組か。
そんなふうに思っていたら真横から
色んな子が
「ねえ!一緒だよ」
「やったまじやばい同じクラス」
と叫びながら近寄ってくる。
嬉しかった
ラッキーなことに仲がいい子が沢山居た。
ミウとは離れてしまったけど、
仲のいい男子数名と女子は一緒だった

ああ、そういえば私何組なんだろ
と思いながら見て、書いてあった数字に従い
その教室に入っていった。
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