2番目に好きな君へ
多分この時からだろう。
気持ちが揺れだしてしまったのは
ヒュウガくんとは学年が違うから
3年生になった私は学校に行くことが減り
1人で頑張ることが増えた。
教習所にバイト。
同時に就職をする私はそれについても考え出し、ひゅうがくんのことを考える暇など無いほどに忙しかった。
同時に自分を考えることも増えた。
そんな時なのに喧嘩も増えて行った。
すれ違い、会えない間の時間の使い方について、
私はかなり制限されていた
好きだったから別にいままで気にしていなかった私も
何も考えずに友達と遊びたいと思うようになっていた。
中学が同じだった4人グループの皆にも遊びを誘われたが行けなかったし、
クラスの打ち上げでさえもしぶしぶの了承を得た。
それに疲れてきていたのも事実だった。

でも、私は今の彼氏と結婚するんだと思う。
こんなに長くいて、私を大切に思ってくれている。
毎日変わらず大好きをくれるし、
有り得ないほど尽くしてくれていたし、
振るには理由がないぐらいの彼氏だった。
ただ、忘れられない人がいるってだけで。
私が気持ちを抑えればなにも起こらない問題だった。
でも、その日が来てしまった。
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