2番目に好きな君へ
2月2日
シュウとヒュウガくんはバドミントンをきっかけに、遠くの学校に練習しに行くことになっていた。
朝早くから集まる約束をしていたので心配していた。
その日はシュウが八王子まで車で迎えに来てくれるという話は聞いていた。
朝起きて案の定寝坊している様子だった。
電話をかけてもLINEを送ってもなかなか起きない。
人を待たせているということが私にとっては苦痛だった。
やっとの思いで繋がった電話の第一声は
酷く低い声で怒った声だった。
「え、ヒュウガくん大丈夫?」
「あ?大丈夫なわけねえだろ」
そう言われ私の中でなにかが切れた。
その瞬間涙が止まらず、全てが無理になったようなそんな気持ち。
電話越しにはごめんと何度も連呼する。
私だと思わなかった。
その追い言葉にさらに不愉快になる。
その日から私はダメになったんだとおもう。
何を言われてもされても響かず、その怒鳴り声だけが鮮明に残る。
どんなに優しく愛されても、全てを否定してしまうようになった。
別れる理由を探すように私は気持ちが離れていった。
朝早くから集まる約束をしていたので心配していた。
その日はシュウが八王子まで車で迎えに来てくれるという話は聞いていた。
朝起きて案の定寝坊している様子だった。
電話をかけてもLINEを送ってもなかなか起きない。
人を待たせているということが私にとっては苦痛だった。
やっとの思いで繋がった電話の第一声は
酷く低い声で怒った声だった。
「え、ヒュウガくん大丈夫?」
「あ?大丈夫なわけねえだろ」
そう言われ私の中でなにかが切れた。
その瞬間涙が止まらず、全てが無理になったようなそんな気持ち。
電話越しにはごめんと何度も連呼する。
私だと思わなかった。
その追い言葉にさらに不愉快になる。
その日から私はダメになったんだとおもう。
何を言われてもされても響かず、その怒鳴り声だけが鮮明に残る。
どんなに優しく愛されても、全てを否定してしまうようになった。
別れる理由を探すように私は気持ちが離れていった。