2番目に好きな君へ
位置情報はフリーズにされたまま動かない。
昭和記念公園で止まったままのシュウは
動くことはもうしばらく無かった。
チケットどうしよう。
そのチケットは元中の子にあげた。
せめて捨てるのはもったなくて無くなって欲しくないと思ったから。
1ヶ月が過ぎ、
好きだけが残ったままだった。
いつまでも甘えてきた自分を恨んだりしながら、思い出を振り返っていた。
でも案外思ったより大丈夫で、
2日はご飯がまともに喉を通らなかったけど、
それなりにご飯はいつ食べても美味しいと思えているし、外の寒さが少しづつ温かみを帯びていることもちゃんと気付けている。
あなたが居なくても案外大丈夫なんだって
教えてくれた。
それでも相変わらずシュウは昭和記念公園で止まったまま動くことは無い。
それでも相変わらず動くと信じて見てしまう私は、いつになったら進むことができるんだろう。
なんて思うことも増えて行ったし
同時に幸せにしてあげたいって思うことも増えて行った。
それからさらに1ヶ月が経った。
1度も会話を交わすことがなかったのに、
そのきっかけとなる出来事が起こった。
昭和記念公園で止まったままのシュウは
動くことはもうしばらく無かった。
チケットどうしよう。
そのチケットは元中の子にあげた。
せめて捨てるのはもったなくて無くなって欲しくないと思ったから。
1ヶ月が過ぎ、
好きだけが残ったままだった。
いつまでも甘えてきた自分を恨んだりしながら、思い出を振り返っていた。
でも案外思ったより大丈夫で、
2日はご飯がまともに喉を通らなかったけど、
それなりにご飯はいつ食べても美味しいと思えているし、外の寒さが少しづつ温かみを帯びていることもちゃんと気付けている。
あなたが居なくても案外大丈夫なんだって
教えてくれた。
それでも相変わらずシュウは昭和記念公園で止まったまま動くことは無い。
それでも相変わらず動くと信じて見てしまう私は、いつになったら進むことができるんだろう。
なんて思うことも増えて行ったし
同時に幸せにしてあげたいって思うことも増えて行った。
それからさらに1ヶ月が経った。
1度も会話を交わすことがなかったのに、
そのきっかけとなる出来事が起こった。