こんなはずじゃなかったのに
新しい友達
入学式が始まりやはり人の多さに圧倒されてしまう私。
校長先生や来賓の方たちの話に耳も貸さずにうとうとしていると隣からとんとんと方を叩かれた。見ると知らない男の子が「眠そうだね」と話しかけてくる。少しチャラそうな男の子だけど人は見た目によらないってこういうことかと思った。
教室に戻ると自分の席に腰を下ろす。すずちゃんと席が離れてしまい落ち込みながらクラスを見渡す。ふと、隣に目をやるとさっき起こしてくれた男の子が。その子も私に気づき自己紹介をする。
「俺丸の内圭。好きな物はかわいい女の子嫌いなものはあんま無いかな。君の名前は、」
「私の名前は楠木さくら。よろしくね。」と笑顔で挨拶してみたけどこの丸の内くんは絵に書いたようなチャラ男。首には銀のネックレス。耳にはピアスが右に3個左に1個着いている。
前を向くと元気そうな女の子がいた。その子は私に気づくと「私は羽鳥カナよろしくな」と挨拶をしてくれて私も挨拶を返す。入学早々友達が2人もできちゃった。
校長先生や来賓の方たちの話に耳も貸さずにうとうとしていると隣からとんとんと方を叩かれた。見ると知らない男の子が「眠そうだね」と話しかけてくる。少しチャラそうな男の子だけど人は見た目によらないってこういうことかと思った。
教室に戻ると自分の席に腰を下ろす。すずちゃんと席が離れてしまい落ち込みながらクラスを見渡す。ふと、隣に目をやるとさっき起こしてくれた男の子が。その子も私に気づき自己紹介をする。
「俺丸の内圭。好きな物はかわいい女の子嫌いなものはあんま無いかな。君の名前は、」
「私の名前は楠木さくら。よろしくね。」と笑顔で挨拶してみたけどこの丸の内くんは絵に書いたようなチャラ男。首には銀のネックレス。耳にはピアスが右に3個左に1個着いている。
前を向くと元気そうな女の子がいた。その子は私に気づくと「私は羽鳥カナよろしくな」と挨拶をしてくれて私も挨拶を返す。入学早々友達が2人もできちゃった。