スキがない総長の大胆な溺愛

「？」

「私の大事なお友達…です…っ」



「お友達」と言う時に、顔を赤くして視線を下げた美月さん。



「（か、かわいすぎない…っ⁉）」



照れてるの？

美月さん、照れてるの…⁉



「これは春風さんも落ちざるを得ませんね…」

「え、生吹くん？」



「すみませんニヤニヤしてしまって…！」

「ふふ、明里ちゃん面白い」



屈託のない笑みを浮かべる美月さん。

癒される……。

癒し以外の言葉が見つからない…。



「（なんていうか、美月さんって…）」



すごく純粋で、素直な感じがする。

全ての感情をオープンに見せてくれるって言うか…。



「美月さんって、とっても素直ですよね？」