スキがない総長の大胆な溺愛


ガチャ



「おっはよー!優利~!」



私は202号室。

そしてお隣の201号室には、私の好きな人が住んでいる。


扉を開けると、なんと真っ暗。

まだカーテンも開けてないなんて…。



「優利~起きて?学校に遅刻しちゃうよ?」



男兄弟の末っ子・優利は、こっちの生活で、なぜか私のお母さんをしてくれている。

朝の目覚ましから、夜のご飯まで。

本当に色々なお世話をしてくれる、神様的存在。



夕暮 優利(ゆうぐれ ゆうり)

私と同じ高校一年生。

隣のクラス、隣のお部屋。


髪は短髪の黒色で、高い身長に思わず圧倒される雰囲気を持ってる。

だけど、その雰囲気に似合わない、優し過ぎる性格。

そして中学生からの、私の大好きな人。
< 2 / 235 >

この作品をシェア

pagetop