幼なじみのあの子のことが...
新しい友達?
体育館に入るとお母さんが手を振っていた。
私は小さく手を振り返した。
入学式は校長先生や来賓の方の話が長くてうとうとしちゃった。でも寝ちゃったらけでは無いよ。入学式が終わって教室に帰ると自己紹介が始まった。わたしは最後の方。ついに私の番。はい次の人
「ひゃい。」
声が裏返ってしまった。でも続ける。
「代々木桜です。得意なことはバレーです。よろしくお願いします。」
と挨拶をする。私が疲れきって机にへばりついていると、隣の男の子が声をかけてきた。
「ねえ、俺の名前覚えてる。」
「ごめんなさい。まだ覚えてません。」
「そっか、俺の名前は前園圭一郎。よろしくね、さくらちゃん♡」
私は小さく手を振り返した。
入学式は校長先生や来賓の方の話が長くてうとうとしちゃった。でも寝ちゃったらけでは無いよ。入学式が終わって教室に帰ると自己紹介が始まった。わたしは最後の方。ついに私の番。はい次の人
「ひゃい。」
声が裏返ってしまった。でも続ける。
「代々木桜です。得意なことはバレーです。よろしくお願いします。」
と挨拶をする。私が疲れきって机にへばりついていると、隣の男の子が声をかけてきた。
「ねえ、俺の名前覚えてる。」
「ごめんなさい。まだ覚えてません。」
「そっか、俺の名前は前園圭一郎。よろしくね、さくらちゃん♡」