ひだまりで誓う桜色の愛
1番下の引き出しを開けたら、教科書とノートがびっしり詰め込まれていた。
まずは手前のノートから見ていく。
えーと、これが数Iで……こっちが化学か。
とりあえず、高1の時のノートを全部出そう。
教科を確認し、数冊まとめて取り出した。床に置き、次は教科書に手をつける。
「ん……?」
ノートと照らし合わせながら出していると、淡い緑色のスリーブに入ったアルバムを見つけた。
卒業アルバムかな? でも、こんな色だったか?
「あ……」
引っ張り出してみたら、高校ではなく中学の卒業アルバムだった。
「うわぁ、懐かしい」
開いた瞬間、当時の光景がよみがえってきて声を漏らした。
もう4年前か……。卒業してから友達以外ほとんど会ってないんだっけ。
ページをめくり、クラス別の個人写真を眺める。
新淵は……ふはっ、全然変わってない。冬休みに遊んだ時と同じ、厳つい顔してる。
華江も先週会ったばかりだけど、薄化粧だったから全体的な雰囲気は変わってないな。
まずは手前のノートから見ていく。
えーと、これが数Iで……こっちが化学か。
とりあえず、高1の時のノートを全部出そう。
教科を確認し、数冊まとめて取り出した。床に置き、次は教科書に手をつける。
「ん……?」
ノートと照らし合わせながら出していると、淡い緑色のスリーブに入ったアルバムを見つけた。
卒業アルバムかな? でも、こんな色だったか?
「あ……」
引っ張り出してみたら、高校ではなく中学の卒業アルバムだった。
「うわぁ、懐かしい」
開いた瞬間、当時の光景がよみがえってきて声を漏らした。
もう4年前か……。卒業してから友達以外ほとんど会ってないんだっけ。
ページをめくり、クラス別の個人写真を眺める。
新淵は……ふはっ、全然変わってない。冬休みに遊んだ時と同じ、厳つい顔してる。
華江も先週会ったばかりだけど、薄化粧だったから全体的な雰囲気は変わってないな。