とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「何があったの?」
「えっ、あ……だよね。碧にはバレてるよね」
「うん、電話もらった時から気づいてたよ」
「碧……ごめんね。美容院も忙しいのに、急に連絡して」
「そんなこと気にしなくていいからね。俺は今日は休みだし、琴音を応援するんだって、両親はあの通り張り切ってたし。父さんなんか残業断って早く帰ってきたんだから。あんな楽しそうな2人を見るの久しぶりだよ。琴音のおかげ」
「本当に星乃家はみんな温かいね。昔からずっと変わらずに私を迎えてくれて。感謝しかないよ」
琴音が微笑んだ。
「それは桜木家も同じだよ。俺もお前の両親には死ぬほどお世話になったから」
「死ぬほどって……うん、でも、ありがとう」
「何か不安なの? 何でも遠慮なく話して。俺と琴音の仲なんだから」
しばらく考えてから、琴音はこくりとうなづいた。
「涼香姉さんのことは話したよね?」
「ああ、ほとんど会ったことはないけどね」
「えっ、あ……だよね。碧にはバレてるよね」
「うん、電話もらった時から気づいてたよ」
「碧……ごめんね。美容院も忙しいのに、急に連絡して」
「そんなこと気にしなくていいからね。俺は今日は休みだし、琴音を応援するんだって、両親はあの通り張り切ってたし。父さんなんか残業断って早く帰ってきたんだから。あんな楽しそうな2人を見るの久しぶりだよ。琴音のおかげ」
「本当に星乃家はみんな温かいね。昔からずっと変わらずに私を迎えてくれて。感謝しかないよ」
琴音が微笑んだ。
「それは桜木家も同じだよ。俺もお前の両親には死ぬほどお世話になったから」
「死ぬほどって……うん、でも、ありがとう」
「何か不安なの? 何でも遠慮なく話して。俺と琴音の仲なんだから」
しばらく考えてから、琴音はこくりとうなづいた。
「涼香姉さんのことは話したよね?」
「ああ、ほとんど会ったことはないけどね」