とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「碧、本当にありがとう。私は碧と仲良くできて、すごく幸せ者だよ。感謝してる。遅くまでごめんね、私、そろそろ帰るね」
「またおいで。髪、いつでも切ってあげるから」
「ありがとう。超カリスマ美容師にこんな風に切ってもらえて感激だよ」
「だから、そのカリスマ美容師って止めてくれない?」
「だって本当にカリスマ美容師なんだもん。お店では相変わらずすごい人気だって聞いてるよ。ファンの女の子達がたくさんいて、みんな碧じゃないと嫌だって言ってるって。絵麻ちゃんだって、碧の良さを必ずわかってくれるから」
「うん、そうだといいけどね」
「今日、碧に会えて本当に良かった……」
琴音は、ほんの少しだけ瞳を潤ませていた。
まあ、俺の方が何倍も琴音に会えて良かったって思ってるんだけどね。
なかなか前に進めなかった俺の、ガチガチに固くなって動かなくなってた背中を押してもらえたんだから。
「またおいで。髪、いつでも切ってあげるから」
「ありがとう。超カリスマ美容師にこんな風に切ってもらえて感激だよ」
「だから、そのカリスマ美容師って止めてくれない?」
「だって本当にカリスマ美容師なんだもん。お店では相変わらずすごい人気だって聞いてるよ。ファンの女の子達がたくさんいて、みんな碧じゃないと嫌だって言ってるって。絵麻ちゃんだって、碧の良さを必ずわかってくれるから」
「うん、そうだといいけどね」
「今日、碧に会えて本当に良かった……」
琴音は、ほんの少しだけ瞳を潤ませていた。
まあ、俺の方が何倍も琴音に会えて良かったって思ってるんだけどね。
なかなか前に進めなかった俺の、ガチガチに固くなって動かなくなってた背中を押してもらえたんだから。