とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
とても弾んだ声、本気で喜んでくれてるのが伝わってくる。
「うん、ありがとう」
『家族が仲良しなのが1番嬉しいよね。琴音、すごく悩んでたから、前進して良かった』
「心配かけてごめんね。今は、焦らずにゆっくり家族になっていこうと思ってるよ」
『だね。ところでさ、龍聖は元気? あいつ、仕事ばっかして、体壊してない? 直接聞きたいけど、忙しいだろうなって思うとなかなか連絡できなかったから』
碧もきっと毎日忙しいだろうしね。
「うん、本当に忙しくしてるよ。会社とホテルの往復だし、得意先にもよく行くし、帰ってくるのは夜中になることも多いよ。クタクタだと思うけど、相変わらずそれを見せないから……やっぱり体のことは心配してる。ねえ、また龍聖君に連絡してあげて。絶対喜ぶから。たまにね、碧の話になるんだよ」
『本当に? 俺のこと忘れないでいてくれて良かったよ』
「そんなの、忘れるわけないでしょ」
「うん、ありがとう」
『家族が仲良しなのが1番嬉しいよね。琴音、すごく悩んでたから、前進して良かった』
「心配かけてごめんね。今は、焦らずにゆっくり家族になっていこうと思ってるよ」
『だね。ところでさ、龍聖は元気? あいつ、仕事ばっかして、体壊してない? 直接聞きたいけど、忙しいだろうなって思うとなかなか連絡できなかったから』
碧もきっと毎日忙しいだろうしね。
「うん、本当に忙しくしてるよ。会社とホテルの往復だし、得意先にもよく行くし、帰ってくるのは夜中になることも多いよ。クタクタだと思うけど、相変わらずそれを見せないから……やっぱり体のことは心配してる。ねえ、また龍聖君に連絡してあげて。絶対喜ぶから。たまにね、碧の話になるんだよ」
『本当に? 俺のこと忘れないでいてくれて良かったよ』
「そんなの、忘れるわけないでしょ」