とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
久しぶりの日本
「これがいいと思う。琴音に良く似合いそうだ」
「桜色で可愛いね。うん、このパジャマにする。ありがとう、嬉しいよ」
龍聖君はスマートに支払いを済ませてくれた。
ここは以前、龍聖君と再会した百貨店の中にあるお店。
お父さんへのプレゼントを購入して、自分のパジャマまで買えなくて、通販で1980円のを注文したことが懐かしく思える。
涼香姉さんはこの百貨店を辞めてしまったけど、私にとって、ここはとても思い出深い場所だ。
「龍聖君、こんにちは」
「榊(さかき)社長! お久しぶりです」
「よく来てくれたね。海外での活躍、しっかりと耳に入ってますよ」
「恐縮です、まだまだ勉強中です。お耳に入れたのは、きっと青山さんですね?」
「ああ。青山さんには色々とお世話になっていて、私も頭が上がらないのでね……あっ、大変失礼致しました。こちらが奥様の琴音さんですね」
「桜色で可愛いね。うん、このパジャマにする。ありがとう、嬉しいよ」
龍聖君はスマートに支払いを済ませてくれた。
ここは以前、龍聖君と再会した百貨店の中にあるお店。
お父さんへのプレゼントを購入して、自分のパジャマまで買えなくて、通販で1980円のを注文したことが懐かしく思える。
涼香姉さんはこの百貨店を辞めてしまったけど、私にとって、ここはとても思い出深い場所だ。
「龍聖君、こんにちは」
「榊(さかき)社長! お久しぶりです」
「よく来てくれたね。海外での活躍、しっかりと耳に入ってますよ」
「恐縮です、まだまだ勉強中です。お耳に入れたのは、きっと青山さんですね?」
「ああ。青山さんには色々とお世話になっていて、私も頭が上がらないのでね……あっ、大変失礼致しました。こちらが奥様の琴音さんですね」