とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「みんな元気だよ。琴音ちゃんが辞めてから何人かメンバーが変わったけど、相変わらずみんな仲がいいし、楽しく仕事してる。そうだ、店長は『AYAI』の社長になったのよ。今、本社でバリバリ頑張ってるらしいわ」
「そうなんですか、すごいですね」
綾井店長……社長になったんだ。
だったらきっと、今は高い理想を掲げて頑張ってるんだろうな。
「でも、イケメンがいなくなってみんな寂しがってるわ。私も店長、狙ってたんだけどなぁ」
「莉奈さん、店長のこと好きだったんですか?」
「言ってなかったかしら? まあ、みんなが店長狙いだったもんね。琴音ちゃんは違ったけど」
「私は高校の時から好きな人がいたので」
「今の旦那様ね。素敵な旦那様でうらやましいわ。でも、綾井店長、あんなイケメンなのに、どうして結婚しないのかしらね? 相手はいくらでもいるはずなのに。このまま一生独身を貫くつもりなのかしら? そんなのもったいないわよね」
「そうなんですか、すごいですね」
綾井店長……社長になったんだ。
だったらきっと、今は高い理想を掲げて頑張ってるんだろうな。
「でも、イケメンがいなくなってみんな寂しがってるわ。私も店長、狙ってたんだけどなぁ」
「莉奈さん、店長のこと好きだったんですか?」
「言ってなかったかしら? まあ、みんなが店長狙いだったもんね。琴音ちゃんは違ったけど」
「私は高校の時から好きな人がいたので」
「今の旦那様ね。素敵な旦那様でうらやましいわ。でも、綾井店長、あんなイケメンなのに、どうして結婚しないのかしらね? 相手はいくらでもいるはずなのに。このまま一生独身を貫くつもりなのかしら? そんなのもったいないわよね」