とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「任せてよ。今、2歳児を担当してるんだけど、もう可愛くて仕方ないんだ。ところで、赤ちゃんの名前とかは決めてるの?」
「まだ……決めてない。名前は大事だから真剣に考えてるけど、なかなか決められないんだ」
龍聖君が言った。
確かに、時間があれば名前辞典を見てる。
「碧は決めたのか?」
「うちもまだだよ。絵麻が決めるって言ってたから任せようと思ってる。俺は、あいつが決めた名前なら何でも賛成だから」
「そうなんだ。絵麻ちゃんならきっと可愛い名前をつけてくれるよね」
「うん、俺もそう思う」
名前……
子どもにとって、一生自分を表すものだから、大切に付けてあげたいと思うのが親心だよね。
そうしてまた、気づけばバスケの話になっていった。
私は、そのタイミングで碧に話かけた。
「ねえ、碧。いつかは絵麻ちゃんと籍を入れて結婚すると思うけど、美容師は……続けるんだよね?」
「まだ……決めてない。名前は大事だから真剣に考えてるけど、なかなか決められないんだ」
龍聖君が言った。
確かに、時間があれば名前辞典を見てる。
「碧は決めたのか?」
「うちもまだだよ。絵麻が決めるって言ってたから任せようと思ってる。俺は、あいつが決めた名前なら何でも賛成だから」
「そうなんだ。絵麻ちゃんならきっと可愛い名前をつけてくれるよね」
「うん、俺もそう思う」
名前……
子どもにとって、一生自分を表すものだから、大切に付けてあげたいと思うのが親心だよね。
そうしてまた、気づけばバスケの話になっていった。
私は、そのタイミングで碧に話かけた。
「ねえ、碧。いつかは絵麻ちゃんと籍を入れて結婚すると思うけど、美容師は……続けるんだよね?」