ROCKな人魚姫《前編》
「そうそう、れんもバンド仲間探してるんだって。シノブもバンド仲間探してたろ?・・・あの・・・ベースってやつ!!れん、ベースやってんだよ」
「まじで!!」
シノブは嬉しそうにあたしを見てきた。
あたしもまた嬉しかった。
こんなに早く音楽やってる人と出会えるなんて思ってもいなかった。
「楽器何やってるの?」
嬉しさから人見知りなあたしはどこかに消えていた。
音楽やってるからって、まだバンドが組めると決まったわけじゃないけど、ただ嬉しくて。
目の前のシノブに興味深々だった。
「俺?ギターやってんだ。ちなみにもうドラムは見つけてるからさ。なっ。」
そういって、シノブの隣で静かにタバコを吸っていた彼に目線を送った。
「こいつ、ユウって言うんだ。まだドラム始めたばっかりらしいけど。」
「・・・おう。よろしく。」
と、一言だけ言うとまたユウはタバコに火をつけた。
「まじで!!」
シノブは嬉しそうにあたしを見てきた。
あたしもまた嬉しかった。
こんなに早く音楽やってる人と出会えるなんて思ってもいなかった。
「楽器何やってるの?」
嬉しさから人見知りなあたしはどこかに消えていた。
音楽やってるからって、まだバンドが組めると決まったわけじゃないけど、ただ嬉しくて。
目の前のシノブに興味深々だった。
「俺?ギターやってんだ。ちなみにもうドラムは見つけてるからさ。なっ。」
そういって、シノブの隣で静かにタバコを吸っていた彼に目線を送った。
「こいつ、ユウって言うんだ。まだドラム始めたばっかりらしいけど。」
「・・・おう。よろしく。」
と、一言だけ言うとまたユウはタバコに火をつけた。