幼馴染みの秘めた溺愛 ~お前は女神でヒーローで
幼馴染みと同棲!
初めての胸キュン
予定通り退院した私は、樹王の運転する車でアパートへ。
そして二階の一番奥の部屋まで進むと、樹王が鍵を開けてくれた。
「ここが俺達の新居な」
その言い方は何だか新婚さんみたいで心がむずむずとこそばゆい。
「うん…おじゃまします」
「ただいま、だろ?」
「あ、そっか。ただいま」
「おかえり、美桜」
「っ!」
私に頭をポンポンしながら笑顔で返してくれる樹王に、私の心臓はバクバクバクバク!
「どうした?顔が赤いな…また熱出たか?」
おでこに樹王の手が!
「だだ大丈夫」
すぐに「ん、なさそうだな」と手を引っ込めてくれたから良かったけど。
こんなこと普通にしてたのに、どうして今さらドキドキするのよ…
私、意識しすぎかな…
それから、お昼ごはんと買い物に出掛けると、樹王はずっと私を気遣ってくれた。
歩く時には腰に手を回してくれたり、人がぶつかりそうな時には肩を抱いて引き寄せてくれたり…
それは私がまだ病み上がりだから心配してのことだとわかってるけど…
そんな優しい樹王と一緒にいると、胸に甘ーいなにかがじわじわ広がっていきながら、途端にきゅうっと胸を搾られる感覚に陥るんだ。
これが〝胸キュン〞なのかな…
樹王にドキドキすることはあったけど、それと似ているようでちょっと違って…それは嬉しくて不思議な感覚。
そして二階の一番奥の部屋まで進むと、樹王が鍵を開けてくれた。
「ここが俺達の新居な」
その言い方は何だか新婚さんみたいで心がむずむずとこそばゆい。
「うん…おじゃまします」
「ただいま、だろ?」
「あ、そっか。ただいま」
「おかえり、美桜」
「っ!」
私に頭をポンポンしながら笑顔で返してくれる樹王に、私の心臓はバクバクバクバク!
「どうした?顔が赤いな…また熱出たか?」
おでこに樹王の手が!
「だだ大丈夫」
すぐに「ん、なさそうだな」と手を引っ込めてくれたから良かったけど。
こんなこと普通にしてたのに、どうして今さらドキドキするのよ…
私、意識しすぎかな…
それから、お昼ごはんと買い物に出掛けると、樹王はずっと私を気遣ってくれた。
歩く時には腰に手を回してくれたり、人がぶつかりそうな時には肩を抱いて引き寄せてくれたり…
それは私がまだ病み上がりだから心配してのことだとわかってるけど…
そんな優しい樹王と一緒にいると、胸に甘ーいなにかがじわじわ広がっていきながら、途端にきゅうっと胸を搾られる感覚に陥るんだ。
これが〝胸キュン〞なのかな…
樹王にドキドキすることはあったけど、それと似ているようでちょっと違って…それは嬉しくて不思議な感覚。