帰国子女の彼と過ごす日々はきっと甘くなるだろう
3年生
〇教室
新学期が始まり私達は3年生になった。
先生の色々な話も聞かずに外を眺めていた。
陽くんとはクラスが別れてしまったが、亜子とは同じクラスでお互いの恋バナもできるから楽しかった。
陽くんとは相変わらず朝も一緒に行くしお弁当も作る。
夕食は要らない時はあるが連絡をくれる。
ゲームもするし、前とは変わらない生活だ。
ただ……休みの日だけ別行動っていうだけ、私は先輩とデート
陽くんは誰と遊んでるかわからない
聞いても梨沙は知らなくていいと言われる。
確かに香川くんの遊び方だと他校だし私の知らない子なんだろうけど……
何か寂しい……どうしてだろう
先輩とのデートも楽しいし普通のカップルなんだけど……この前初めて恋人繋ぎをしてくれた。
すごく真っ赤になっていた先輩も新鮮だった。
梨沙 「はぁ……」
何故かため息がでる。
〇生徒会室
普通の日常が過ぎていく中、先生が陽くんを生徒会室に連れてきた。
先生 「今年、オーストラリアから交換留学生が来るんだ。その時の通訳を石上に任せたい」
梨沙 「助かります(笑)」
陽くんは少し照れていたが頼もしい助っ人だ
毎年留学生が来る訳ではないが今年は3人の留学生が来ることが決まったそうで、生徒会で地元の紹介を兼ねて色々案内することになっていた。
梨沙 「日程を渡しておくね」
陽翔 「うん」
梨沙 「去年の学校行事の写真を集めてスライドを作りましょ、あと見学できる場所をみんな探してきてちょうだい」
生徒 「はい!」
話し合いが終わった。
梨沙 「陽くん、一緒に帰ろ〜」
陽翔 「いいけど」
鍵を返してくる間待ってもらって2人は門を出た。
〇帰り道
朝は月曜日以外は一緒に登校するけど、帰りは別だから一緒に帰るのは初めてだ。
梨沙 「モデルの仕事も入ってる?」
陽翔 「小さな仕事だけどね、まだオーディションとかはないかな、今はレッスンとかかな」
梨沙 「事務所にその日程は仕事入れないようにお願いしてよね」
陽翔 「うん」
梨沙 「帰ったらそっちに行ってもいい?」
陽翔 「いいけど、別に今さら聞くことじゃなくない?(笑)」
梨沙 (あっ、久しぶりに陽くんの笑顔だ)
梨沙 「だって……」
陽翔 「ん?」
梨沙 「前に女の人出てくるのみたから、彼女とかできたのかなって」
陽翔 「あー、春休みね、別に彼女じゃないし」
梨沙 「ほんと?」
梨沙は陽翔を見た。
でもじゃあセフレかその時限りかも気になるわけで……
梨沙 「ちょっと寂しかった、香川くんと同じことしてるって思った」
陽翔 「同じ事?」
梨沙 「女の子を家に連れ込んで……その」
陽翔 「別に連れ込んでない」
梨沙 「へっ?」
陽翔 「勝手に来ただけ、帰ってって言ったよ、向こうはそういう気持ちだったみたいだけど」
梨沙 「そうなんだ」
ホッとしてる、私……
陽翔 「ゴールデンウィーク辺りから蓮ともあまり遊んでないしな、クラスも分かれたし」
梨沙 (あっ、そうだ香川くんは私と同じだし他の2人もだ)
梨沙 「友達いる?」
陽翔 「いるよ(笑)」
梨沙 「良かった」
ホッとしている梨沙がいた。
陽翔 「春休みは蓮と結構遊んだからな、でも……ちょっと合わないなって思い始めてた頃にクラスも分かれてレッスンも入りだしたから」
梨沙 「うん、その為に帰国したんだもんね」
嬉しかった、香川くんと遊んでないって言うのが……
梨沙 「ねぇ、ゲームしようね」
後で行くと言って梨沙は家に帰っていった。
新学期が始まり私達は3年生になった。
先生の色々な話も聞かずに外を眺めていた。
陽くんとはクラスが別れてしまったが、亜子とは同じクラスでお互いの恋バナもできるから楽しかった。
陽くんとは相変わらず朝も一緒に行くしお弁当も作る。
夕食は要らない時はあるが連絡をくれる。
ゲームもするし、前とは変わらない生活だ。
ただ……休みの日だけ別行動っていうだけ、私は先輩とデート
陽くんは誰と遊んでるかわからない
聞いても梨沙は知らなくていいと言われる。
確かに香川くんの遊び方だと他校だし私の知らない子なんだろうけど……
何か寂しい……どうしてだろう
先輩とのデートも楽しいし普通のカップルなんだけど……この前初めて恋人繋ぎをしてくれた。
すごく真っ赤になっていた先輩も新鮮だった。
梨沙 「はぁ……」
何故かため息がでる。
〇生徒会室
普通の日常が過ぎていく中、先生が陽くんを生徒会室に連れてきた。
先生 「今年、オーストラリアから交換留学生が来るんだ。その時の通訳を石上に任せたい」
梨沙 「助かります(笑)」
陽くんは少し照れていたが頼もしい助っ人だ
毎年留学生が来る訳ではないが今年は3人の留学生が来ることが決まったそうで、生徒会で地元の紹介を兼ねて色々案内することになっていた。
梨沙 「日程を渡しておくね」
陽翔 「うん」
梨沙 「去年の学校行事の写真を集めてスライドを作りましょ、あと見学できる場所をみんな探してきてちょうだい」
生徒 「はい!」
話し合いが終わった。
梨沙 「陽くん、一緒に帰ろ〜」
陽翔 「いいけど」
鍵を返してくる間待ってもらって2人は門を出た。
〇帰り道
朝は月曜日以外は一緒に登校するけど、帰りは別だから一緒に帰るのは初めてだ。
梨沙 「モデルの仕事も入ってる?」
陽翔 「小さな仕事だけどね、まだオーディションとかはないかな、今はレッスンとかかな」
梨沙 「事務所にその日程は仕事入れないようにお願いしてよね」
陽翔 「うん」
梨沙 「帰ったらそっちに行ってもいい?」
陽翔 「いいけど、別に今さら聞くことじゃなくない?(笑)」
梨沙 (あっ、久しぶりに陽くんの笑顔だ)
梨沙 「だって……」
陽翔 「ん?」
梨沙 「前に女の人出てくるのみたから、彼女とかできたのかなって」
陽翔 「あー、春休みね、別に彼女じゃないし」
梨沙 「ほんと?」
梨沙は陽翔を見た。
でもじゃあセフレかその時限りかも気になるわけで……
梨沙 「ちょっと寂しかった、香川くんと同じことしてるって思った」
陽翔 「同じ事?」
梨沙 「女の子を家に連れ込んで……その」
陽翔 「別に連れ込んでない」
梨沙 「へっ?」
陽翔 「勝手に来ただけ、帰ってって言ったよ、向こうはそういう気持ちだったみたいだけど」
梨沙 「そうなんだ」
ホッとしてる、私……
陽翔 「ゴールデンウィーク辺りから蓮ともあまり遊んでないしな、クラスも分かれたし」
梨沙 (あっ、そうだ香川くんは私と同じだし他の2人もだ)
梨沙 「友達いる?」
陽翔 「いるよ(笑)」
梨沙 「良かった」
ホッとしている梨沙がいた。
陽翔 「春休みは蓮と結構遊んだからな、でも……ちょっと合わないなって思い始めてた頃にクラスも分かれてレッスンも入りだしたから」
梨沙 「うん、その為に帰国したんだもんね」
嬉しかった、香川くんと遊んでないって言うのが……
梨沙 「ねぇ、ゲームしようね」
後で行くと言って梨沙は家に帰っていった。