帰国子女の彼と過ごす日々はきっと甘くなるだろう
無理!
〇高台
先輩に肩を抱かれた。
梨沙 (ちょ、ちょっと、もしかしてキス?)
ヘルメットかぶったままするの?それに顔にも汗凄いよ、せめて拭こうよ、気持ち悪い。
周りに人もいるんだよ?
梨沙 「せ、先輩、ちょっと待って!」
吉永 「ん?」
梨沙 「ごめんなさい、別れたいです」(言っちゃった……)
先輩は肩を抱くのをやめた。
吉永 「どうして?喧嘩したわけでもないのに?あっすみれと映画に行ったのがダメだった?何もないよ」
梨沙は先輩にハンカチを差し出した。
梨沙 「どうぞ」
先輩は受け取りヘルメットを取り頭から流れる汗を拭く。
梨沙 「先輩の今好きな自転車の良さがわかってあげられないです。私、運動は苦手なんです!」
これも言っちゃった……
先輩はしばらく高台から景色を見ていた。
吉永 「うん、確かに僕は今サークル中心で梨沙の事は優先じゃないかもしれない……お互いムリしてもね」
梨沙 「お互い?先輩は何に?」
吉永 「それはやっぱりキスとかHかな、梨沙はまだ高校生だし」
照れるように言った。
梨沙 「それは……お互い付き合ってるんだし合意ならいいのではないかと、無理やりは駄目ですけど、それに後ろ見てください、たくさん家族連れの子供たちも遊びにきてますし」
先輩は後ろを向いた。
吉永 「ごめん、周りが見えてなかった。僕の母は厳しくてね、健全な付き合いをって言われてたから」
梨沙 (それで、帰るのも早く帰してくれてたんだ。言ってくれてたらまた違ったのに)
吉永 「僕、付き合うのが初めてで、もちろん告白したのもね(笑)てんぱりすぎたね」
梨沙 「いえ、私も先輩とが付き合うの初めてですよ、ずぶ濡れになった私に声をかけてくれた時からすごく優しい先輩でずっと尊敬してました。別れてもそれは変わりません」
吉永 「ありがとう、梨沙ちん、先輩後輩に戻ろうか(笑)でも好きだったよ」
梨沙 「私も先輩の事好きですよ、お互い好きでも付き合う相手じゃなかったんでしょうね、でも付き合ってみないと分からない事ってあると思います(笑)」
吉永 「ダメな彼氏でごめんね」
梨沙 「謝らないでください。最後に……必死で追いかけてきて帰り道がわからないので自転車屋まで送ってください(笑)」
吉永 「了解(笑)」
2人は坂道を下り自転車屋に自転車を返した。
吉永 「じゃあね」
梨沙 「はい!」
手を振って別れた……
〇梨沙の家
帰ってきてから少し昼寝をした梨沙は暑くてベトベト……シャワー、シャワー
そういえば、何も食べてないや
お腹も空いたし
シャワーから出ると短パンにタンクトップ
ドライヤーをかけて軽くお団子にした。
〇ダイニング
梨沙 「あれ?陽くん」
陽翔 「うん、ママさんからおいでって連絡が来た」
今日はデートだったから食事はママに頼んであった。
早く帰ったし私が作ってもいいけど……
梨沙 「ママ〜今日何にするの?あれ?ママは?」
陽翔 「洗濯物入れてくるって言ってたよ」
梨沙 「そう」
梨沙は冷蔵庫からコーラを出して飲んだ。
梨沙 「ん〜美味し、陽くんもいる?」
飲みかけのペットボトルを渡す
陽翔 「うん、ありがと」
陽翔は携帯をみながら普通に受け取り飲んだ
何故か2人では飲み物を共有することも平気だった。
梨沙 「あっ、ママ、夕飯何?」
ママ 「今日はパパがいないからピザでも取ろうと思ってね」
梨沙 「嘘、嬉しい〜、私いつもの」
ママ 「陽翔くんに聞いて注文しなさい、ママもいつものね」
梨沙は携帯から近くのピザ屋さんのアプリを出して陽翔に見せる。
そんなに近くに寄ると……
陽翔 「梨沙、僕がいるのにノーブラでいいの?」
小さい声で話した。
アプリを見ていた梨沙は顔を上げて陽翔を見る。
梨沙 「陽くんならいいよ」
陽翔は真っ赤になった。
陽翔 (男として見られてないのかな…)
先輩に肩を抱かれた。
梨沙 (ちょ、ちょっと、もしかしてキス?)
ヘルメットかぶったままするの?それに顔にも汗凄いよ、せめて拭こうよ、気持ち悪い。
周りに人もいるんだよ?
梨沙 「せ、先輩、ちょっと待って!」
吉永 「ん?」
梨沙 「ごめんなさい、別れたいです」(言っちゃった……)
先輩は肩を抱くのをやめた。
吉永 「どうして?喧嘩したわけでもないのに?あっすみれと映画に行ったのがダメだった?何もないよ」
梨沙は先輩にハンカチを差し出した。
梨沙 「どうぞ」
先輩は受け取りヘルメットを取り頭から流れる汗を拭く。
梨沙 「先輩の今好きな自転車の良さがわかってあげられないです。私、運動は苦手なんです!」
これも言っちゃった……
先輩はしばらく高台から景色を見ていた。
吉永 「うん、確かに僕は今サークル中心で梨沙の事は優先じゃないかもしれない……お互いムリしてもね」
梨沙 「お互い?先輩は何に?」
吉永 「それはやっぱりキスとかHかな、梨沙はまだ高校生だし」
照れるように言った。
梨沙 「それは……お互い付き合ってるんだし合意ならいいのではないかと、無理やりは駄目ですけど、それに後ろ見てください、たくさん家族連れの子供たちも遊びにきてますし」
先輩は後ろを向いた。
吉永 「ごめん、周りが見えてなかった。僕の母は厳しくてね、健全な付き合いをって言われてたから」
梨沙 (それで、帰るのも早く帰してくれてたんだ。言ってくれてたらまた違ったのに)
吉永 「僕、付き合うのが初めてで、もちろん告白したのもね(笑)てんぱりすぎたね」
梨沙 「いえ、私も先輩とが付き合うの初めてですよ、ずぶ濡れになった私に声をかけてくれた時からすごく優しい先輩でずっと尊敬してました。別れてもそれは変わりません」
吉永 「ありがとう、梨沙ちん、先輩後輩に戻ろうか(笑)でも好きだったよ」
梨沙 「私も先輩の事好きですよ、お互い好きでも付き合う相手じゃなかったんでしょうね、でも付き合ってみないと分からない事ってあると思います(笑)」
吉永 「ダメな彼氏でごめんね」
梨沙 「謝らないでください。最後に……必死で追いかけてきて帰り道がわからないので自転車屋まで送ってください(笑)」
吉永 「了解(笑)」
2人は坂道を下り自転車屋に自転車を返した。
吉永 「じゃあね」
梨沙 「はい!」
手を振って別れた……
〇梨沙の家
帰ってきてから少し昼寝をした梨沙は暑くてベトベト……シャワー、シャワー
そういえば、何も食べてないや
お腹も空いたし
シャワーから出ると短パンにタンクトップ
ドライヤーをかけて軽くお団子にした。
〇ダイニング
梨沙 「あれ?陽くん」
陽翔 「うん、ママさんからおいでって連絡が来た」
今日はデートだったから食事はママに頼んであった。
早く帰ったし私が作ってもいいけど……
梨沙 「ママ〜今日何にするの?あれ?ママは?」
陽翔 「洗濯物入れてくるって言ってたよ」
梨沙 「そう」
梨沙は冷蔵庫からコーラを出して飲んだ。
梨沙 「ん〜美味し、陽くんもいる?」
飲みかけのペットボトルを渡す
陽翔 「うん、ありがと」
陽翔は携帯をみながら普通に受け取り飲んだ
何故か2人では飲み物を共有することも平気だった。
梨沙 「あっ、ママ、夕飯何?」
ママ 「今日はパパがいないからピザでも取ろうと思ってね」
梨沙 「嘘、嬉しい〜、私いつもの」
ママ 「陽翔くんに聞いて注文しなさい、ママもいつものね」
梨沙は携帯から近くのピザ屋さんのアプリを出して陽翔に見せる。
そんなに近くに寄ると……
陽翔 「梨沙、僕がいるのにノーブラでいいの?」
小さい声で話した。
アプリを見ていた梨沙は顔を上げて陽翔を見る。
梨沙 「陽くんならいいよ」
陽翔は真っ赤になった。
陽翔 (男として見られてないのかな…)