もう恋なんてしないと決めていたのに、天才外科医に赤ちゃんごと溺愛されました
「ユウくんも!」
目を閉じた優史が餌をねだる雛のように唇を尖らせる。
「ほら、もう覚えちゃったじゃないですか」
「……かわいいな」
蒼史さんは優史にキスをする代わりに、尖らせた唇の先を指でつついた。
それだけで満足したらしく、優史が自分の頬に手をあててにこにこ笑う。
「君もこの子もかわいすぎる」
「私も……?」
「俺にとって一番は柚子だけだ」
再び顎を持ち上げられ、口づけを落とされる。
さっきまでのかわいいものと違って、少しだけ色めいた空気を感じた。
「今夜は一緒に眠ろう」
「え、あ、はい」
唐突なお誘いに動揺して声が裏返る。
目を閉じた優史が餌をねだる雛のように唇を尖らせる。
「ほら、もう覚えちゃったじゃないですか」
「……かわいいな」
蒼史さんは優史にキスをする代わりに、尖らせた唇の先を指でつついた。
それだけで満足したらしく、優史が自分の頬に手をあててにこにこ笑う。
「君もこの子もかわいすぎる」
「私も……?」
「俺にとって一番は柚子だけだ」
再び顎を持ち上げられ、口づけを落とされる。
さっきまでのかわいいものと違って、少しだけ色めいた空気を感じた。
「今夜は一緒に眠ろう」
「え、あ、はい」
唐突なお誘いに動揺して声が裏返る。