さよならの続き
すぐに入れ直します、なんて簡単なものじゃない。
大きな作業だからこそいつもきちんと確認していたはずなのに、なんでこんなことに…
今日の分の処理もあるし、先々週のものも一応確認しなければならない。
考えるだけで気の遠くなる作業に唇をかんだ。
昼休みを潰して作業し、集中しながらひたすら新規入力を繰り返していたら、MRがポツポツと帰ってき始めた。
時間の感覚がなかったけど、時間はもう18時だ。
さっきからシステムが動かないと思っていたけど、合点がいった。
この時間帯はMRが帰ってくることもあり、システムを使う人が増えるため重くなるのだ。
20時頃まではこんなふうに更新に時間がかかる状態が続くはず。
システムが使えないとできる作業に限りが出てくるというのに。
「お疲れ様です」
八代さんが足早に戻ってきてデスクに乱暴にカバンを置いた。
すぐに席まで駆けていき、頭を下げた。
大きな作業だからこそいつもきちんと確認していたはずなのに、なんでこんなことに…
今日の分の処理もあるし、先々週のものも一応確認しなければならない。
考えるだけで気の遠くなる作業に唇をかんだ。
昼休みを潰して作業し、集中しながらひたすら新規入力を繰り返していたら、MRがポツポツと帰ってき始めた。
時間の感覚がなかったけど、時間はもう18時だ。
さっきからシステムが動かないと思っていたけど、合点がいった。
この時間帯はMRが帰ってくることもあり、システムを使う人が増えるため重くなるのだ。
20時頃まではこんなふうに更新に時間がかかる状態が続くはず。
システムが使えないとできる作業に限りが出てくるというのに。
「お疲れ様です」
八代さんが足早に戻ってきてデスクに乱暴にカバンを置いた。
すぐに席まで駆けていき、頭を下げた。