さよならの続き
私が医事営業部5区に異動になったのは1年前だった。
その前は別の区の営業事務をしていたけど、勝手が違ってわからないことだらけだった。
仕事を教えてくれる人のは俗に言うお局様で、質問しても素っ気ないし、コミュニケーションが成り立たない状態だった。
おかげで過去のデータを自分で拾いながら真似てやっていくことになり、遅くまで残業していた。
そこに声をかけてくれたのが陽太だった。
彼とは同期だけど、同期入社の人数がたくさんいるため面識もなく、同じ部署になっても営業に出ている彼とは接する機会がほとんどなかった。
だけどいつも残っている私を見かねて、俺のわかる範囲でだけど、と自分の仕事をおしてまで私に教えてくれたのだ。
彼と付き合い始めるまでにそう時間はかからなかった。
恋なんてもう二度とできないと思っていたのに、彼が告白してくれた時素直に嬉しいと思う自分がいたのだ。
その前は別の区の営業事務をしていたけど、勝手が違ってわからないことだらけだった。
仕事を教えてくれる人のは俗に言うお局様で、質問しても素っ気ないし、コミュニケーションが成り立たない状態だった。
おかげで過去のデータを自分で拾いながら真似てやっていくことになり、遅くまで残業していた。
そこに声をかけてくれたのが陽太だった。
彼とは同期だけど、同期入社の人数がたくさんいるため面識もなく、同じ部署になっても営業に出ている彼とは接する機会がほとんどなかった。
だけどいつも残っている私を見かねて、俺のわかる範囲でだけど、と自分の仕事をおしてまで私に教えてくれたのだ。
彼と付き合い始めるまでにそう時間はかからなかった。
恋なんてもう二度とできないと思っていたのに、彼が告白してくれた時素直に嬉しいと思う自分がいたのだ。