死神のマリアージュ
「はい私!宮迫菜乃花(みやさこなのか)です!私の苗字とよるちゃんの名前がめちゃ似てるから、フツーに“なのか”って呼んでね~。以上よろしく!」
「長峰美夜子です。女子のクラス委員長やってまーす。私のことは“よる”で。よろしくね!」
「あ、確かに。“ミヤサコ”と“ミヤコ”って似てるな」
「おまえ今ごろ気づいたんか!?何年同じクラスメイトやってんだよ!?」
「てかさ、うちのクラスって“ミヤ”がつく人多くね?」
「“カミヤ”もそうだな」「しかも“神谷”は二人いるぜ~」
「あ!俺今大発見した!忍とよるが結婚したら“カミヤミヤコ”になる!」
「ミヤミヤ続きが大発見!?」「サンプル俺じゃなくても別によくね?」
「ハイハイ、次俺の番ね。財部龍太郎(たからべりゅうたろう)です。俺サッカー好きなんで、魁とは話合いそうだな、と」
「おお‘、そうだな!」
「佐渡さんも、俺のことは“リュウ”でいいから。魁のこと、界人って呼んでもいいか?」
「もちろん!」
「えー次は俺か。山野奏(やまのかなで)です。“そうちゃん”または“そうくん”と呼んでください。みんなが名付けてくれたんだ。佐渡さん、魁くん、仲良くしてね。よろしくっ!」
「んじゃ俺なっ。桃山良平(ももやまりょうへい)でーす!苗字が桃山なんでー、俺のあだ名は~?」
「「“アヅチ(安土)”!」」
「そゆこと。よろしくっ!」
< 116 / 359 >

この作品をシェア

pagetop