死神のマリアージュ
「あの、この子・・アクアマリンを買いたいです」
「はいありがとうございます。いくつご入用かしら」
「最低2つはほしいです。自分で選んでもいいですか?」
「もちろんよ。その椅子に座ってじっくり見て選んでね」
そうして私がアクアマリンを選んでいる間も、界人と遠藤スミレは会話を続けてるというか、遠藤スミレが一方的にしゃべってるようだけど、それだけでも嬉しい、幸せ、っていう遠藤スミレの気持ちが私にも伝わってくる・・・あ。
ある一つの子(アクアマリン)を手に取ったとき、「また」ビジョンが視えた。
「宝石」と書いて「ジュエル」と読む石屋さんの・・・これはホームページ?
そして「宝石」を運営しているのは、「未来の私」だ。
未来の私は、ときどき「シャーレンフロイデ」の一角を借りて、天然石を使ったアクセサリーをオーダーメイドする、少人数制のワークショップ兼お茶会を開いてる―――。
「その子たちにする?」
「はい。合計4つください」
「はいありがとうございます。いくつご入用かしら」
「最低2つはほしいです。自分で選んでもいいですか?」
「もちろんよ。その椅子に座ってじっくり見て選んでね」
そうして私がアクアマリンを選んでいる間も、界人と遠藤スミレは会話を続けてるというか、遠藤スミレが一方的にしゃべってるようだけど、それだけでも嬉しい、幸せ、っていう遠藤スミレの気持ちが私にも伝わってくる・・・あ。
ある一つの子(アクアマリン)を手に取ったとき、「また」ビジョンが視えた。
「宝石」と書いて「ジュエル」と読む石屋さんの・・・これはホームページ?
そして「宝石」を運営しているのは、「未来の私」だ。
未来の私は、ときどき「シャーレンフロイデ」の一角を借りて、天然石を使ったアクセサリーをオーダーメイドする、少人数制のワークショップ兼お茶会を開いてる―――。
「その子たちにする?」
「はい。合計4つください」