死神のマリアージュ
でもそれを機に、遠藤さんとは比較的長くつき合うというか、今後も「かかわり合う」ことになる。
遠藤さんのサポートがなければ、「未来の私」は自分がやりたいと思ったこと――仕事――を、自分のペースで細く・長く、なおかつ安定して続けることができなかった。
なんて、そのとき(15歳)の私は当然“まだ”知らなかったけど。

そして翌週にはもう一つ、とても大きなサプライズニュースがあった。
ていうか、私のファンクラブができたことなんて、この知らせを聞いたときの驚きに比べると、私のファンクラブができて「どうしよう」・・と思ったことが、話題性もひっくるめて「全然大したことない」と思い替えられたくらいだ。
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