毒舌な航空自衛官は溺れる愛を捧げたい
昴さんの舌は線をなぞるように、私の体を溶かしていく。着ていた服を捲られ、おへそやお腹を丁寧に舐められた。
恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだ。世の男女は頻繁にこういうことをしているのかと思うと尊敬すらしてしまう。
「おい、何考えてんだ。俺に集中しろ」
「スミマセン、でも、恥ずかしくて……あ、あの、そういう、舐めるとかしなくていいので、早くしてもらってもいいですか……」
「早くしろって言われてもな……」
スラックスのズボンを履いていたおかげか、あっさり脱がされてしまった。
「あの、その……早く昴さんの……下さい」
普通の女性はもっと可愛くおねだりするんだろうけど、早く終わらせたい私はそれどころではない。
昴さんにもそれは伝わっていたようで「ムードもクソもねぇな」と呆れられた。
「ちょっとまて」と、ベッドの下から出されたそれは液体状の何かが瓶に入っていたものだった。
「それ、なんですか?」
「ローション」
「あの、私初めてで……いきなり無理です!」
「じゃあ黙って体を隅々まで舐めさせろ」