毒舌な航空自衛官は溺れる愛を捧げたい


「む、むりです!」

「じゃあ使う。使わなきゃ多分……この後が色々無理だろ」

 そう言って、ドロッとした液体を私の洋服を捲りあげ塗り込んできた。ひんやりとした冷たい感触に、私の体は痙攣しながら反応する。


「お願い、やめてくださ……」

「でも柏の体は嬉しいみたいだけどな」

 今更自分が言ってしまったことを後悔していると、下着のホックを外され胸にも塗り込んできた。


「あ、はあっ……」

 耐えきれず声を出すと、昴さんはニッと口角を上げた。

「柏の肌、吸い付くみたいに気持ちいい」

 早く終えてほしいのに、時間が経つにつれ、体の芯が疼くように熱くなっていくのが分かる。

 ……これがローション。

 火照って、足のつま先まで熱が伝っている。昴さんに欲情しているのが分かる。

 今は、心の底から繋がりたいって思ってる。

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