たまは、俺の猫でしょ?
「............っ‼︎ちっ、近い、」
そう思ったのと同時に浮かんだ疑問。
〝猫耳カチューシャ〟を、
なんで、付けなきゃならないんだろう......?
って疑問。つ、付ける意味ある!?
「たま、ほら付けて?」
私が後ずさるのと同時に近づいてくる響くん。
「っ、付ける意味.........あるの?」
恐る恐る問いかけてみると...............
「たまは、〝良い子〟でしょ?だから、ほら......」
頑なに付けようとしない私に、
〝良い子〟という魔法の言葉を使ってきた。
〝良い子〟は響くんが、
私を褒める、最大の褒め言葉だから.........