たまは、俺の猫でしょ?


「よっ、良くないよ‼︎」



だっ、だって私はくすぐったいもん‼︎



「だって、〝お仕置き〟だから、さ?」



そう言ってニッと笑うと、再び...............



「っ、う、くすぐったい...............っ、」



〝お仕置き〟再開と言わんばかりに、
私の背中を触る響くん。



「............ふっ、かわい、」



私がくすぐったいのを知ってるくせに.........



時々笑いながら、
触り続ける響くんは、イジワルだっ‼︎



「っ、も、やめて、ぎぶあっぷ、」



ずっと触られたからか、
くすぐったくて力が抜けてしまってて。



声になってるかも、
定かじゃない声を上げてしまった............

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