【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
第4話
ラルスさまのお名前が書けるようになって、私はみなさんのお前が書きたくて聞いて回りました。
公爵さまは「ふりーど」、メイドさんは「くりすた」と書くみたいです。
本に書いてある文字と自分の文字を見比べると、なんとも不格好な字。
はあ、まだまだうまく書けません。字は難しいです。
紙をたくさんもらったので、何度も何度も練習して書いていきます。
『ローゼマリー』
あっ! 今日は自分の名前がよく書けました!
そんな風に朝からいつも毎日練習するのですが、あっと言う間にいつもお昼になってしまっていて、今日もクリスタさんに肩をとんとんと叩かれて初めてランチの時間だと気づきました。
クリスタさんに連れられて私はダイニングに向かいます。
食事は公爵さまとラルスさまと私でとることになっているのですが、お二人はお仕事で来られない時もあります。
そんな時は私は一人でいただきます。
公爵さまは「ふりーど」、メイドさんは「くりすた」と書くみたいです。
本に書いてある文字と自分の文字を見比べると、なんとも不格好な字。
はあ、まだまだうまく書けません。字は難しいです。
紙をたくさんもらったので、何度も何度も練習して書いていきます。
『ローゼマリー』
あっ! 今日は自分の名前がよく書けました!
そんな風に朝からいつも毎日練習するのですが、あっと言う間にいつもお昼になってしまっていて、今日もクリスタさんに肩をとんとんと叩かれて初めてランチの時間だと気づきました。
クリスタさんに連れられて私はダイニングに向かいます。
食事は公爵さまとラルスさまと私でとることになっているのですが、お二人はお仕事で来られない時もあります。
そんな時は私は一人でいただきます。