【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
「ではエリザベート先生、私は仕事に戻りますので、ローゼマリーのことよろしくお願いいたします」
「ええ、任せてちょうだい」
ラルスさまは私に向かって微笑むと、ドアを開けて部屋をあとにされました。
お部屋にはエリー先生とクリスタさん、そして私の三人になりました。
いよいよマナーのお勉強が始まります。
「では今日はカーテシーの練習をしましょうか」
「(カーテシー?)」
私はわからないと伝えるために首をかしげます。
「カーテシーは貴族の女性の挨拶よ。こんな風にするの」
そう言いながらエリー先生はドレスの裾を手で持ってちょこんとお辞儀のようなものをします。
「ええ、任せてちょうだい」
ラルスさまは私に向かって微笑むと、ドアを開けて部屋をあとにされました。
お部屋にはエリー先生とクリスタさん、そして私の三人になりました。
いよいよマナーのお勉強が始まります。
「では今日はカーテシーの練習をしましょうか」
「(カーテシー?)」
私はわからないと伝えるために首をかしげます。
「カーテシーは貴族の女性の挨拶よ。こんな風にするの」
そう言いながらエリー先生はドレスの裾を手で持ってちょこんとお辞儀のようなものをします。