【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
私はどれを選んでいいかわからず困ってしまって、さらにそれをどうお伝えしようかと悩んでしまいます。
ですが、私のそれに気づいてか、ラルスさまは私の代わりに店員さんに話しかけてくださいました。
「オーナー、この子に合う色や形はどれだろうか」
「そうですね、少々お待ちくださいませ」
そう言って少し奥にある一着のドレスを持って来ると、私にそのドレスを見せてくださいました。
「こちらはいかがでしょうか?」
そのドレスは淡いピンク色で、レースがたくさんある可愛らしいドレスでした。
ラルスさまはそのドレスをじっくり見ると、「どう?」と私に聞いてくださいます。
正直なところ、私にはもったいないくらいの素敵なドレスで、このドレスを着てみたい!と思ってしまいました。
いつも遠慮しがちで自分には似合わない、なんて考えてしまうのですが、今日は思いきって甘えてみることにしました。
私はドレスを指さしながら、ラルスさまの目を見て大きく頷きました──
ですが、私のそれに気づいてか、ラルスさまは私の代わりに店員さんに話しかけてくださいました。
「オーナー、この子に合う色や形はどれだろうか」
「そうですね、少々お待ちくださいませ」
そう言って少し奥にある一着のドレスを持って来ると、私にそのドレスを見せてくださいました。
「こちらはいかがでしょうか?」
そのドレスは淡いピンク色で、レースがたくさんある可愛らしいドレスでした。
ラルスさまはそのドレスをじっくり見ると、「どう?」と私に聞いてくださいます。
正直なところ、私にはもったいないくらいの素敵なドレスで、このドレスを着てみたい!と思ってしまいました。
いつも遠慮しがちで自分には似合わない、なんて考えてしまうのですが、今日は思いきって甘えてみることにしました。
私はドレスを指さしながら、ラルスさまの目を見て大きく頷きました──