【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
「ローゼ」
「(?)」
「この後二人でお茶でもどうかな?」
「(ぜひっ!)」
「よかった、お父さま、奥のお庭を使ってもよろしいですか?」
「ああ、構わない。もうあそこは好きに使っていいからな」
「ありがとうございます」

 奥のお庭とは一体……。
 まだお屋敷で私が行ったことがない場所があるようです。
 それにしてもお兄さまとお茶なんて、楽しみです!



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