【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
楽しみで少しおめかしをさせてもらっていつもの庭園までやってきました。
「お待たせ、ローゼ」
お兄さまがいらして奥のお庭に案内をしてくださるそうです。
庭園のガゼボのさらに奥に小道のような場所があって、そこを抜けるとなんとそこには大きな噴水と一面のオレンジの薔薇があったんです!
なんて綺麗なんでしょうか……!
それに噴水なんて初めてみました!!
「さ、こっちに座ってお茶にしようか」
「(はいっ!)」
さらに奥の小さめのガゼボに行って椅子に座ると、クリスタさんが紅茶を注いでくださいます。
この香り……今日はレモンティーですね!
紅茶を楽しみながら噴水や薔薇に目をやっていると、お兄さまがお話を始めます。
「ここは元々母上の作った庭園でね、オレンジの薔薇はすごく珍しいんだけど、こんなに多く咲いたんだ」
確かにオレンジの薔薇は見たことがありません。
「お待たせ、ローゼ」
お兄さまがいらして奥のお庭に案内をしてくださるそうです。
庭園のガゼボのさらに奥に小道のような場所があって、そこを抜けるとなんとそこには大きな噴水と一面のオレンジの薔薇があったんです!
なんて綺麗なんでしょうか……!
それに噴水なんて初めてみました!!
「さ、こっちに座ってお茶にしようか」
「(はいっ!)」
さらに奥の小さめのガゼボに行って椅子に座ると、クリスタさんが紅茶を注いでくださいます。
この香り……今日はレモンティーですね!
紅茶を楽しみながら噴水や薔薇に目をやっていると、お兄さまがお話を始めます。
「ここは元々母上の作った庭園でね、オレンジの薔薇はすごく珍しいんだけど、こんなに多く咲いたんだ」
確かにオレンジの薔薇は見たことがありません。